介護職は多忙な仕事として一般的に知られている。
逆に言えば、転職がしやすい職種の1つとも言えるだろう。
しかし、人手不足だとしても、面接を突破できない人も居る。
面接官も、長く続けてくれる人を求めているのだから、すぐ辞めそうな人は選ばない。
そのため、面接での受け答えはとても重要だ。

例えば他にやりたいことがあるけれど、なかなか採用されない。
だから、介護業界ならすぐに採用されるだろうと考えて面接に来たという答えだ。
本当はやりたくない職種であるが、しかたないのでやろうと考えたと答えて面接官に良い印象を与えるかどうかを考えなければならない。
介護職は多忙な仕事であるから、他に選択肢が無いのでしかたなくやると思ってやれる仕事でもない。
その忙しさによってすぐに音を上げる可能性が出て来る。
何処でも良いからという風なイメージを面接官に与えるのは止めた方が無難だ。
面接時には、介護職へのポジティブな考えや面接官がこれなら頑張ってくれそうだという風に感じてもらわなければならない。
そのためには介護職でなければならない答えを考えておくと良い。

他業種からの転職の場合でも同じだ。
自分にできるかどうか自信はないが、がんばりたいと思っているという答えでは面接官は採用を迷ってしまう可能性がある。
異業種から介護職へ初めての転職の場合、不安が付きものである。
しかし面接で不安感が伝わるような答えは止めた方が良い。
前向きな答えを伝えた方がやる気と積極性を感じてもらえるからだ。