多くの人は初めての転職を20代のうちに経験する。
30代以上になってしまうと、受け入れてくれる先を見つけるだけでも大変だからだ。
20代のうちなら、まだ様々な可能性を模索していけることだろう。
多少厳し目なところを積極的に狙っていくこともできる。
第一希望の会社には入れなくても、第二や第三希望の会社になら採用される可能性は高いだろう。
しかしそれでも、万が一のときのことだけは考えておいたほうがいいと言える。
いくら若いからといっても、結局どこにも採用されずに無職になってしまう可能性がゼロとは言えないからである。
そのような最悪の事態を想定して転職は行わなければならない。
無職になることを回避したいなら、介護業界をセーフティーネットとして使っていくといいだろう。
介護業界は、若い人の受け入れには積極的と言え、資格がなくても大丈夫な職場もある。
もちろん、介護職員初任者研修や実務者研修があれば理想的だが、無資格でも受け入れているところは多い。
最低限、介護業界で働いていくという気持ちだけ作っておけば問題はない。
その気持ちを作っておくだけでも、転職は安心して進められるはずだ。
職場によっては資格取得のためのサポートを行っているところもあり、無資格からスタートしたとしても安心だ。
人材不足が懸念されている業界であることも転職しやすい理由の一つに挙げられる。
働きながら資格を取得して、キャリアアップもできるメリットもあるので転職を考えている方にはお勧めの業界と言えるだろう。